加齢とともに背は縮んでしまうけど生活習慣で変わる?

すらっと伸び上がるピラティス

加齢とともに背はだんだんと縮んでいきます

「若い頃に比べると、最近背が低くなったのよね〜気のせいかなー」なんてことを耳にします。そうなんです。残念ながら、気のせいではなく縮んでいます。しかし日頃の姿勢、生活習慣を変えることで減り具合を少なくすることはできます。

体形は変わる

体形は加齢とともに変化します。身長が縮むのもその一つで、性別、人種問わず、背は低くなります。これは骨や筋肉、関節の加齢が原因と言われています。

背骨のしくみ

人間の背骨は、1本の長い骨ではなく、固い骨「椎骨」とクッション材となる「椎間板」が交互に重なってできています。この椎間板の水分量が、加齢とともに減少することで身長は低くなります。

個人差はあるが身長は縮む

椎間板の水分量は、20歳頃88%ですが、30歳頃から縮み始めて、老年になると70%と言われています。残念ながら70歳以降になると加速するそうです。
男性=70歳までに平均3㎝80歳までに平均5㎝
女性=70歳までに平均5㎝80歳までに平均8㎝
という研究データもありました。このような具体的な例は別として、中年以降になると加齢とともに個人差はあるものの、少しずつ身長が縮んでいくのは仕方がなく避けれないことのようです。

縮むのを少なく遅くするには

身長が縮むのを少なく、遅くしたいと思われるなら筋力をつけることです。まずは正しい姿勢、そして定期的な運動を続けることこそ、一番の予防策と思います。身体を使っていることで、脳から椎間板に信号が送られて水分量が減らないように指示してくれます。しかし身体を動かさないでいると、脳は「使っていないから、もう要らないのね」と判断して水分を保持しなくなり、減ってしまい身長は縮んでいきます。負のスパイラルです。

重力に負けない筋力

人間は常に重力という負荷を受けています。その重力に負けないよう、身体を支えるために筋肉は日々頑張っています。筋肉が頑張れる力をつけるには、やはり栄養、運動、睡眠です。それが不足すると骨や筋肉、関節の加齢の原因となって背が縮んでしまいます。栄養、睡眠そして、無理のない継続して行える運動をすることで、若々しくハツラツと過ごすことが出来ます。人生100年時代!楽しく生きるために始めましょう運動を。

ちょっとした毎日の習慣

朝起きたらまず深呼吸。窓を開けて、鼻から息を吸って、口から一滴残らず吐きます。それから腕を上に上げて大きく背伸びをしましょう。朝の酸素をたくさん吸って筋肉達も喜ぶことでしょう。素敵な1日の始まりです。

私がおすすめするピラティスは

ピラティスは、クセなどで偏ってしまった筋肉も含めて、すべての筋肉を均一に発達させることで、それぞれの筋肉が調和し、本来のそれぞれの働きを取り戻していくことを目的としたエクササイズです。動きの特性の一つ「伸ばす」を概念とし筋肉を効率よく鍛えていく呼吸法で、血液の循環を促して、新陳代謝を高めるエクササイズです。

アールパームでLet’s ピラティス!

アールパームは、閑静な住宅街の隠れ家マンツーマン(個人レッスン)スタジオです。継続しやすくご自分のペースで出来るシステムとなっております。ぜひお気軽に体験にいらしてくださいね。お待ち致しております。『元気をずっと』のお手伝いをさせていただきます。