なかなかとれない肩こりや腰痛の解消は?とりあえず身体を大きく動かしてみて!

なかなかとれない不調

肩や腰の周りの筋肉は身体を支えるために緊張し続けています。緊張が続くと筋肉が疲れて疲労物質がたまり硬くなります。それが血管を圧迫して血液の循環を悪くしたり、末梢神経を傷つけたりして、こりや傷みを引き起こします。また、血行不良になると、筋肉に十分な酸素や栄養が供給されず、筋肉に疲労がたまって、ますます筋肉が硬くなってしまいます。さらに女性は、男性に比べて肩の周りの筋肉や、腰の周りの骨を支える筋肉が弱いために、症状が出やすいといわれます。マッサージに行ったり、ゆっくり休養をとってもなかなかとれないこりをどうすればいいでしょう・・・

そもそも日常生活は動きが小さい

日常生活では、前屈みの姿勢が多い上に、毎日長時間のデスクワークなどで姿勢の悪い状態を続たりすると、筋肉は硬い状態になり、動きも悪く小さくなってしまいます。筋肉は動かさずにいると、硬くこわばって凝り固まる性質があり、凝り固まった筋肉は痛みを引き起こします。

身体の軸となる骨

身体の軸となる胴体部分には「背骨」「肩甲骨」「股関節」があります。

肩甲骨股関節

身体を動かす時にメインとなる腕や脚の動きは、どちらもこの軸となる胴体部分「肩甲骨と股関節」についています。

「肩甲骨」と「股関節」は、腕や脚の動きの起点となります。

胴体部分の柔軟さが大切

たとえばデスクワークを長時間続けると、まず「背骨・肩甲骨・股関節」の3カ所の動きが悪くなります。動きが悪い状態が続くと姿勢もくずれ、だんだんと前屈みの姿勢になります。上体が前に曲がって、肩が前にせり出ています。腕の付け根にある肩甲骨も左右に開き背中が丸くなっています。これは「背骨・肩甲骨・股関節」の3ヶ所が硬い状態です。凝り、腰痛、むくみといった諸症状は、この3ヶ所の可動性の低下が原因といわれます。

前屈みの姿勢

腕や脚など身体を大きく動かすことは、つながっている「背骨・肩甲骨・股関節」の3カ所までほぐれてきます。ほぐれることで、関節がスムーズに動くための潤滑液の働き「骨液」が促進され、関節のすべりをよくしていきます。またヒアルロン酸の含有量が増加し、骨の接触部分のすり減りを防いでくれます。

身体を大きく動かす

むすび

筋肉のこわばりは、日頃から意識をして身体を左右にひねったり、左右に倒したり、身体をぐるっと回したり、大きく動かすことで徐々に解消されます。自分の身体は、ご自身でケアしてあげることが大切です。そこで元気な体づくりにピラティスをおすすめします。

筋肉をバランスよく鍛え、美しい姿勢をつくるピラティス

ピラティス

ピラティスとは

ピラティスは、身体の筋肉をバランス良く鍛えるエクササイズで、そのほとんどが、背骨や骨盤の動きに焦点を当てられています。
骨盤の安定を重要視しながら背骨や四肢をしなやかに動かすことで、体幹の安定性だけでなく、関節の安定性や可動性、四肢の筋力アップ、柔軟性の向上を得ることができます。

正しい位置に骨格を整えた上で、それを維持する筋肉をつけていくピラティスは、継続することで、正しい姿勢、美しい姿勢になり、身体の不調が改善されていきます。

女性専用個人レッスンピラティス・スタジオ